私たちはあえて「交流」という言葉を使っています。
「海外支援」や「援助」という言葉遣いをさけています。
私たちの中に、ある種の「優越意識」のような錯覚や誤解を、時に生むと考えているからです。 彼らと短くても時間の共有を行うことで、多くの得がたいモノを得て、多くの方々の感想がそのことを物語ってくれています。
「アジアンロード」の交流は、国内にとどまらず、海外でも実施されています。
それは新年の風、春の風、夏の風、秋の風として、それぞれの「風シリーズ」として企画・実施されてきました。
最近は「夏の風」が好評で、受け入れてくれるスチンビルグさんの熱意により、毎年、思い出に残るドラマが生まれています。
私たちができる応援は、植林活動や学校建設でもないものとして何があるかと考えて、内モンゴルの一地区(サイハンダラ)に 住むモンゴル人の子供たちに「奨学金」を2001年から贈っています。
「アジアンロード」は小学生に、B・ボルドーさん主催する<スニット基金>、
中学生に大阪の高校生のNGO団体と連動させての動きです。
「アジアンロード」は中国・内モンゴルのフフホトに日本語教室を開設しました。
来日前に、「日本の事をもっと知っていれば・・・」「日本語がもっと出来れば苦労しなかったのに・・・」との声が多かったからです。
現在は現地スタッフに運営を任せていますが、「アジアンロード」は過去に日本人講師派遣してきました。